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  • 執筆者の写真ふじちゃん

移住を考えた時に住む場所を選ぶポイント 土地の購入編

みなさまこんにちは。ふじちゃんです。

このブログでは、アラフォーで長野県に移住した筆者が、信州での穏やかな暮らしと移住のノウハウについてお話ししています。


今日は、なかなか書きづらいことを書きます。

なぜ書きづらいかと言うと、読むことで悲しくなる人がいるかもしれないからです。


前置きですが、人が住む土地の多くが、完璧に要件を満たす土地ではありません。完璧主義は前に進みません!!既に土地を購入済みの方は、買い直すか、その土地を愛するかだと思います。


ということで、本題です。

以下の記事は長野県への移住目線です!大雪が降った時の設定です。


①山間部の日当たり

日当たりの良いところに住みたいのは人の性(さが)です。そのため、住みたい土地を見つけた時には、朝と夕方見に行くのは当たり前だと思います。


しか〜し。山間部の日当たりは、春夏秋冬でも大きく変わります。山と山の間なので、冬のシーズンだけ午後になると日陰になる土地もあります。


例えば山の東側の麓のために、午後に日陰になる土地を半日村と言ったりします。半日村は、午後から日陰になった時に急に寒くなります。冬場の洗濯物干しについてはご想像の通りです。ただ、どちらにしろ冬場は室内に干すことが多くなるので気にしなければ良しです。


②家の日当たり

日陰は雪がとけません。そのため、玄関とベランダの両方が南向きだと嬉しいですが、中古物件だとそうは行きません。私は、最初に住んだ賃貸マンションではベランダの日当たりを取りました。


不動産屋さんから「少し家賃が高いかもしれないけど、慣れたら引っ越せばいいから」的なお話をいただいたことが決定打です。やはりベランダ側の日当たりが良いと家が暖かいです。


こういうことがあるので、最初は賃貸がお勧めなのですよね〜。土地って、ある程度は住まないと分からないことが多いですよね。


さて、以前に風除室について、こちらの記事で紹介させていただきました。


信州へ移住、失敗しない寒さ対策:室内編 Part 1

信州へ移住、失敗しない寒さ対策:室内編 Part 2


そうです。このように、もしも玄関の日当たりが微妙でも、風除室でカバーできます!!


③掘った(削った)土地か、盛った土地か

山間部の斜面に、都合よく平地があれば良いのですがない場合は造成地を作る場合があります。


新興住宅地などは斜面を階段状に掘ったり、盛ったりして家を建てている場合があります。大雨で土砂崩れしないか?と、もともとの地元の人が思っている住宅地がないとかあるとか。


しっかりと作られた土地かどうかは、確認の必要があるかと考えます。これは、家を買った移住者の先輩から聞いた話です。


④急斜面の土地

都会に住んでいた時には、考えた事もありませんでした。


大雨が降った時に、都会では建物がぎっしり建っており、治水もしっかりしているので、斜面でも大量の土砂や石、倒木が流れてくることは無いかと考えます。土が大量に流れてきたら、どこから来たんだ!となります。


しかし、山間の地域で急斜面の土地、かつ見える景色が森や林、田んぼ、畑の地域では、川の流れに沿って、または川の流れに関係なく、大雨の時に土石流が発生することがあります。地域のハザードマップだけではなく、Googleマップで地形を確認するだけでも、素人目にも分かります。


私の住んでいるところは緩やかな山裾で、近所に崖はありません。


さて、水関係の地名、水神様(すいじんさま)が祀られているかなど、本を読むともっと詳しく知ることができます。


では、その土地に住んでいるならどうすれば良いでしょう。早め早めの避難と、準備、コミュニティとの繋がり強化が重要かと思います。(少し離れたところにそういった地域があります)


⑤ 風の当たり具合

以前の記事に書いたかを忘れたので書いておきます。


田んぼや畑の真ん中の家は、ふきっ晒しなので、風が強い日は辛いです。風よけと検索すると、田舎の地域の風よけを見ることができます。


私たちの地域では、家を大きなヨシズで囲ったりします。柱にする木材を土に打ち込んで立てて、ヨシズを編んで結び、ヨシズの間にワラを詰めて隙間を埋めたりもします。秋頃のイベントの一つです。


ここまで、参考になりましたでしょうか?



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